今朝、各メディアがいっせいに報じています。
田川市石炭・歴史博物館安蘓館長、福本学芸員ほか、関係各位のご奮闘に心から
みなさん常磐炭田を知っていますか。映画「フラガール」の舞台になった所と言えばご存知でしょう。江戸時代末期、いわき市南部の弥勒(みろく)沢で石炭の鉱脈が発見されてから掘られ続け、日本の経済発展に大きな貢献をしました。
いわき市内郷在住の永山亘(わたる)さんは、戦後約30年にわたり常磐炭礦で事務職として働くかたわら、炭鉱関係の資料をたくさん集められました。収集した資料は、採炭道具、坑道内での安全器具、鉄道用の機具、炭鉱住宅での生活道具など多岐にわたり、今ではほとんど手に入らない貴重なものばかりです。
このたび永山さんのご厚意で、炭鉱の資料が一括博物館に寄贈されました。この機会に寄贈資料を公開します。戦後の経済復興を支えた炭鉱の盛況ぶり、そこで懸命に働いた人々の生活や文化を感じとっていただければと思います。
展示資料総点数:約 300 点
主な展示資料





ふくしま近代化産業遺産と地域づくりフォーラムについて
福島県では、地域に眠る文化資源を掘り起こし、地域の活性化を推進することを目的に、
「文化振興による地域活性化推進事業」を実施していますが、この公開フォーラムを下記により開催します。
■日時 平成22年11月9日(火)午後1時~3時30分
■場所 ビッグパレットふくしま3階 中会議室
■内容
(1)基調講演
・講師 坂本道徳 氏(NPO法人軍艦島を世界遺産にする会 理事長)
(2)パネルディスカッション
入場無料ですが、事前申し込みが必要です。また、80名定員ですので、先着順になります。
応募用紙は下記リンク先よりダウンロードするか、市民活動サポートセンターにも配置しております。
炭鉱長屋(炭住)をイメージした「炭住ホテル」に滞在し、炭鉱で使われた私製紙幣にちなんで発行される地域振興券「炭券」でお買い物‐。かつて日本経済を支えた石炭の文化を生かした福岡県筑豊地方のまちづくりプランを、国土交通省九州地方整備局などがまとめた。炭鉱王の旧邸宅や竪坑(たてこう)櫓(やぐら)などの「炭鉱遺産」による活性化を模索する同地方の自治体に近く提案し、観光客の呼び込みにつなげたい考えだ。
同整備局や経済産業省九州経済産業局などは、筑豊炭田の炭鉱王・伊藤伝右衛門旧邸(同県飯塚市)や、昨年上陸が解禁された端島(長崎市)などの炭鉱遺産に、観光客の人気が集まっていることに着目。昨春から産業遺産を活用した地域活性化策に関する調査を開始。大学教授や民間研究機関も交えて、複数の地域活性化策をまとめた。
筑豊地方のまちづくりプランもその一つ。平屋の炭住ホテル、その並びでは、子どもたちが親しんだ紙芝居が催され、坑内作業で疲れた炭鉱マンを癒やした和菓子の店を開店。羽織はかま姿で酒宴や花札を楽しめる施設の整備などユニークなプランを提案している。
こうした体験型施設に加え、点在するぼた山や訓練坑道などの産業遺産、和菓子の工場などを巡るルートを確立させ、地域一帯を「石炭・歴史まちじゅう博物館」とするアイデアも盛り込んだ。
両省は「筑豊プランを成功させ、全国の旧産炭地復興のモデルケースにしたい」と話す。この調査メンバーでつくる連携アドバイザー連絡会委員長の前九州国際大学長の清水憲一教授(日本経済史)も「(プランの実践で)経済効果も期待できる。歴史を学んで地域に誇りを持ち、地元住民や企業にもプランに参加してほしい」と期待している。
=2010/05/19付 西日本新聞朝刊=